介護人財が不足!解決策は〇〇採用。いま始めるべき採用活動とは
岐阜県で若手人材採用をサポートする株式会社TAKUMI-BASE行った。岐阜県内の高校生1年生~3年生に行ったアンケートで、若者離れが叫ばれる介護職業界への高校生リアルな声を発表した。2022年に岐阜県内の高校生2,203名のアンケート結果より介護業界へのイメージや思いをお伝えします。
1.イメージ先行の採用活動
ネガティブなイメージが多い介護業界。テレビやインターネットで伝えらあれる介護業界のネガティブなイメージが採用活動大きな影響を与えていると言えます。
特に「介護の仕事はきつい」「職員同士がギスギスしている」などと認識されているケースが多いと感じます。
また24時間稼働していて生活が不規則、休みがなく「精神的・肉体的」疲労が大きいと感じている学生も多くいます。確かに介護の仕事は簡単な仕事ではありませんし楽な仕事でもありません。ただこれらが介護職とひとくくりに考えられています。例えばデイサービスあれば夜勤はありません。グループフォームなどは比較的自立度高いご利用者様が対象となり、施設ごとに求職者(学生)に理解させる必要があります。その際に業界の常識は求職者(学生)の常識ではないこと理解する必要があります。
2.介護職の高卒採用強化すべき3つの理由
先に述べたように介護業界にはどうしてもネガティブなイメージが先行しがちです。しかし近年の若者たちは、SDGsの授業が盛んにおこなわれており、社会福祉大きな関心を持っています。高卒後に大学・短大で資格を取得した生徒の採用倍率は一気に跳ね上がります。まさにレッドオーシャン市場です。中途採用も同じく一人当たりの採用コストは80万~100万円と言われています。しかし高卒採用は無料で行える採用活動になります。また参入ライバルも少ないこともプラス材料になります。
2.1アンケート結果から高校生の声
・自分の気になる職業で、実際にどのような活動を知ることができたこと
・高齢者の多い地域で育ったのでそういう人を助ける仕事に興味があるから
・相談してくれる先輩がいて安心して働けると思い良かったです
・高齢者の気持ちに寄り添いながら介護していたり、ただ大変なだけでなくイベントを
開催して、職員と利用者が一緒になって楽しんでいるところがいいと思いました
・看護系の仕事に興味があり、分かりやすく説明されていて自分のためになった。
・コメントも書かれていて実際に働いている人の声が聞けてより詳しく理解できた。
・私自身が福祉や看護系の職に就きたいと考えているためこの企業に興味を持ちました。
また高齢者の方と交流し、地域の身近な存在になれるようお手伝いできるところが良い。
2.2入社2~3年の教育チーム活用すべき
ブラザーシスター教育で教育の仕組みを作成し高校生に進学しないで働きながら資格取得目指せることを伝えることで奨学金を利用して無理に進学しない選択肢も伝えることも重要です。また教育担当も若手人材が対応することでチームワーク構築にも繋がります。介護施設自体が働きながら学べる「介護専門学校」となり高校生を育てる環境を作ることで人材不足を改善につながります。中途採用中心の活動ではますます採用困難状態になり採用コストはどんどん増加していきます。いま高卒採用舵を切ることが人手不足解消へつながります。
2.3高卒採用のルール文化で守られている高校生
先に高卒採用に関して介護業界では参入ライバルが少ないと書きました。高卒採用には学校斡旋のルールが基本になります。しかし法律上では職業紹介事業者も高校生との接触は許可されており、今後高卒採用もルールが変更されていくと考えられます。介護事業者は今のうちに地元の高校とパイプを作り自社での人材確保を強化することが重要です。
3.介護施設が高卒採用を進めるメリット
若い世代との交流ができる
介護施設の利用者と若手スタッフの交流は、利用者にとっては新しい刺激となり、孤独感の解消や生きがいの維持につながるだけでなく、若手スタッフにとってもコミュニケーション能力や人間力を高めることにつながります。
新しいアイデアや視点を持っている
若い世代は、新しいアイデアや視点を持っていることが多いです。介護施設においても、高校生による新しいアイデアや視点が求められる場合があります。利用者と若手スタッフが一緒に楽しめるレクリエーションを企画することで新たな交流を促進できます。
4.高校生に介護職の魅力を伝えるには
インターンシップや体験入社の実施。介護施設でのインターンシップや体験入社を通じて、介護職の魅力を伝え高校生が介護職の現場を実際に見学し、職員とのコミュニケーションや業務内容を体験することで、介護職の魅力に触れるような施策が有効です。
高校生向けのパンフレット配布の実施
高校生向けのパンフレット配布などを実施し、介護職の魅力をアピールができます。例えば、介護職の仕事内容ややりがい、将来的なキャリアアップについてなどを紹介することで、高校生にアピールすることでネガティブな職業イメージを払拭することも重要となります
社員インタビュー動画の実施
介護施設で働いている社員によるインタビューを実施し、介護職の魅力を伝えることで、社員の生の声を聞くことや応募者に対して企業や組織のアピールポイントを伝えることが大切でき、企業や組織の強みを伝えることで、応募者の興味を引き、自社に興味を持ってもらうことに伝わります。
5.まとめ
介護業界はネガティブなイメージや情報が多く。テレビやインターネットで描かれるイメージは、採用活動に大きな影響を与える可能性があります。さらに24時間年中無休で運営されており、仕事が不規則で精神的および肉体的にも要求が厳しいという事実も、学生の間では業界に対する否定的な認識につながる可能性があります。しかし介護業界の仕事がすべて同じではないことを理解させることも重要です。例えば、デイサービスには夜勤がなく、グループホームなどは通常、自立度の高い個人を対象としているなど、施設の情報を求職者(学生)に伝え、業界の実情を理解してもらう必要があります。
昨今の傾向として若い世代の社会福祉への関心は高くまた学校でのSDGsの教育も盛んに行われているため福祉業界を目指す学生に職業理解を伝えることで介護業界に興味・関心を持たせ、中長期的な採用活動が必要となります。
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